先日、MINI Convertible クーパー S に乗る機会があった。以前から気になっていた車だったので、実際に運転できるのが楽しみだった。結論から言うと、走りの楽しさとオープンの開放感を存分に味わえる、素晴らしい一台だった。
走りの楽しさと快適な運転
まず感じたのは、走行性能の高さである。クーパー S(スポーツモデル) ということで、加速がとてもスムーズで、アクセルを踏んだ瞬間にしっかりとしたパワーを感じた。ターボエンジンの力強さがあり、高速道路の合流や追い越しもスムーズにこなせた。さらに、コンパクトなボディのおかげで取り回しがしやすく、街中の運転も快適だった。ハンドリングも非常に良く、カーブを曲がる際の安定感は抜群だった。とても良い加速で、合流加速などでも一切不安を覚えることはなかった。アクセルを踏んだ時のエンジンが吹き上がるあの気分は、おそらく日本の大衆車では味わうことはできないだろう。本当に気持ちよかった。
ワイパーとウインカーが日本車と逆なので、焦った時にワイパーを動かしてしまう。デートの前には練習しておこう。
オープンの開放感が最高
やはり、この車の魅力はオープンにしたときの気持ちよさである。ボタンひとつでスムーズに屋根が開き、一瞬で解放感たっぷりのドライブに変わる。晴れた日にオープンにすると、まるで空の下を走っているような感覚で、普段のドライブが特別なものに感じた。風を感じながら走るのは本当に気持ちよく、つい遠くまでドライブしたくなるほどである。後席も思ったより広く、今回2時間程度乗る時間があったが意外にも快適であった。
淡路島へのドライブと明石海峡大橋の美しさ
今回は淡路島までドライブに行った。MINI Convertible クーパー S の走行性能を存分に活かしながら、快適なドライブを楽しんだ。途中で通った明石海峡大橋は特に印象的で、晴天のもとで見る景色は素晴らしかった。オープンカーで走ることで、橋のスケール感や海の美しさをダイレクトに感じることができ、まさに特別な体験だった。淡路バーガーと、淡路コロッケ、半熟卵の淡路カレーパンはとても美味しかったのでおすすめだ。
予想外に快適な前席、少し寒い後席
オープンカーというと、「冬は寒いのでは?」と思うかもしれない。しかし、極寒の2月、当時の気温は5℃前後の中実際に乗ってみると、前席は意外にも暖かく、快適にドライブできた。シートヒーターがしっかり効くのはもちろん、風の巻き込みが少ない設計になっているため、思った以上に寒さを感じなかった。
ただし、後席に座ると風の影響を受けやすく、やはりとても寒く感じた。特に速度を上げると風が直接当たるため、長時間のドライブでは防寒対策が必要だと感じた。高速道路では、寒いのはもちろん、目に髪の毛が高速でぶち当たる。とても痛くて辛かった。幸いサングラスを所持していたため長時間の拷問は避けることができたが、もし持っていなかったらと考えるだけで痛い。高速道路に乗っていなくても、御堂筋などの幹線道路は寒さが厳しく、友人と喋る余裕もないくらいだった。友人を乗せる場合は、ブランケットとサングラス、マフラーを用意しておくと良いかもしれない。
まとめ
MINI Convertible クーパー S は、スポーティーな走りとオープンの楽しさを兼ね備えた一台だった。特に、加速の良さとハンドリングの軽快さが印象的で、運転していて本当に楽しかった。また、オープン時の開放感は最高で、晴れた日に乗ると気分が上がること間違いなしである。さらに、今回の淡路島へのドライブでは、明石海峡大橋の美しさを堪能することができ、より一層この車の魅力を感じることができた。ただし、後席は風の影響を受けやすいので、寒い時期の対策は必要である。
全体的に、MINI Convertible クーパー S はドライブが好きな人にとって、とても魅力的な車である。次は暖かくなってから海沿いの道やワインディングロードでも試してみたい。
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